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産休・育休中は給料なし?看護師の出産による退職や復職等のキャリア事情とは

看護師は産休・育休中に給料をいただけるのでしょうか。産休・育休中の看護師は給料なしというのは本当なのでしょうか。今回は、看護師の産休や育休時の給料事情や、復職や退職をした時の今後のキャリア事情について確認していただきたいと思います。看護師ならではの産休・育休事情について紐解いていきたいと思います。

2018年01月20日

看護師の産休・育休の基本について知ろう!

看護師の産休とは

産休は出産予定日の6週前(多胎妊娠の場合14週前)から産後8週までの間取得することができます。

産前休暇は強制ではなく、申請を行えば取得可能と定められていますので、出産ギリギリまで働こうと思えば仕事をすることは可能です。

産後休暇は母親の方から就労希望があり、医師の許可がおりた場合は6週間を経過した時点で仕事に復帰することができますが、原則就業禁止のため産後6週間〜8週間は働くことはできません。

看護師の育休とは

育休は、原則的には1歳未満の子を養育している労働者に与えられるものです。

性別や実子・養子の区別は関係ありません。

いくつかの条件をクリアした場合は、基本的には子どもが1歳になるまで育休を取得することができます。

育休期間は申請によって延長できる職場があります。

育休を取得できる条件には以下のようなものがあります。

  • 同じ企業・事業主で1年以上就業している。
  • 子どもが1歳になっても雇用される見込みがある。
  • 契約雇用の場合、子どもが1歳になった後、さらに1年以上先まで契約が継続される

このような条件を満たしている労働者は、育休を取得できるのです。

産休・育休中の看護師の給料事情とは?

結論から言うと、産休・育休中は病院などの職場からのお給料は発生しない場合がほとんどです。

しかし、収入がゼロになる訳ではありません。

看護師は産休を取得すると、加入している健康保険から出産手当金という形で支給があり、育休を取得すると、子供が1歳になる月までは雇用保険からの支給があります。

産休時の支給額は、基本給とボーナスが反映された標準報酬日額の2/3、育休中の支給額は1/2と決まっています。

この説明でも分かるように、産休・育休時の収入は基本給によって決まります。

注意しなかればならないのは、看護師の給料は、基本給は低く夜勤手当や残業手当などが充実している職場が多い為、支給額が思っているよりも少なく感じる場合があります。

休暇に入るまでは、給料から健康保険料や厚生年金が引かれていた方も多いと思いますが、産休・育休に入ると支払いはどうなるのでしょうか?

お給料は入ってこないのに、社会保険料を払い続けるのはしんどいですよね。

産休・育休中はきちんと申請すれば社会保険料の支払いは免除されます。

社会保険料免除の申請は会社を通じて行いますので、ほとんどの場合は会社側から説明があると思いますが、不安な場合は総務などで尋ねてみても良いと思います。

産休・育休取得による退職はありなの?

一部の企業では産休・育休を申請しようとしたら退職を迫られたなどという典型的な“マタハラ“が実際起こっているという話も聞きますよね

しかし、看護師の場合は女性が圧倒的に多い環境であり、出産や育児を経験した先輩看護師も多い為、出産や育児を理由に退職に追い込まれるということはあまりありません。(もちろん出産を理由に退職させるのは不当解雇にあたります。)

子どもを育てながら仕事ができるか不安だから、出産を機に仕事を辞めようかなと迷っている方は、もう1度よく考えてみてください!

退職してしまうと、産休・育休手当が受けられないのはもちろん、もしまた働き始めたいなと思った時に新しく勤務先を探さなければいけなかったり、今までの業績や勤続年数がリセットされてしまうのです。

産休・育休からの復職後のキャリアはどうなる?

看護師は産休・育休を終えて、今まで働いていた職場へ復帰すると、休暇期間は経験年数には加算されませんが、キャリアは継続されますので、休暇に入る前の続きとしての評価が受けられます。

経験年数で役職(主任や師長など)が決まる場合は、休暇をとっていない同期よりは1年遅れたような気がしますが、キャリア継続ですので基本給や昇給は続きでもらうことができるのです。

もちろん、産休・育休を取得すると1年以上現場を離れることになりますので、復職までに自主学習をしたり、夜勤や残業について職場と調整をしたり、家族のサポート体制を充実させるなどの準備を怠ってはいけません。

そうでなければ、復職しても他の看護師スタッフや患者様に迷惑をかける可能性が高くなってしまいます。

最後に

看護師が産休・育休を取得するということは、職場復帰が前提となります。

もちろん、復帰にはメリットもありますが、課題もあります。

家族や職場の上司などとしっかり相談して産休・育休の制度を上手く活用してください。



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